顕微授精について

保険適用:適用外

費用:体外受精費用に¥54,000~¥108,000追加
※卵の数により異なります

体外受精胚移植法とは、ご主人様に採取して頂いた精子と奥様から採取した卵子を体外で受精させ、分割した胚を奥様の子宮に戻すまでの一連の操作のことをいいます。

体外受精法で精子と卵子を受精させる方法には、大きく分けて次の2つの方法があります。「一般体外受精法」と「顕微授精法」です。

顕微授精に関して、進め方の6ステップのうち、「1:卵巣刺激法」「2:採卵」「3:精子処理・培養・媒精」および「5:胚移植」「6:黄体補充」は、体外受精の説明と同じですので、そちらをご参照ください。
また、「体外受精時に起こりえる副作用について」に関しても同様です。
ここでは、違いのある「4:受精・分割」のみを記載します。

4:受精・分割
精子処理が終れば、採れた卵子と精子を体外受精させます。

顕微授精法は、一般体外受精法で受精卵が得られなかった場合や御主人様の精液の状態がかなり悪い場合(精子の数が少ない、運動率が悪い、奇形率が高い場合など)、あるいは射精精液中に精子が確認出来ない場合で、精巣で精子が造られていることが確認できる場合に実施します。
細いガラスピペットを用いて1個の成熟卵子に1個の精子を直接卵子細胞質内に注入する方法です。

リスク等気になることがあれば、クリニックにお気軽にお声がけください。
リスク等気になることがあれば、クリニックにお気軽にお声がけください。
出来ない未熟卵子とがあります。
顕微授精法に用いることができるのは、成熟卵子のみです。成熟卵子と未熟卵子は、形態によって見分けることが出来ます。