子宮卵管造影検査について

保険適用:適用外

費用:約¥12,000

女性側の不妊原因として一番多い卵管の異常は、この検査でほぼ判明します。

不妊症の原因として卵管因子はかなりの率(約20~30%)を占めるとされています。現在、卵管因子に対する診断治療は未だ未開発であり、唯一この子宮卵管造影検査が有効とされています。すでに妊娠の既往がある方も1年以上の期間が経っていれば、続発性不妊症と考えて実施した方が良いと思われます。
検査は、予約制で月経終了後約2~5日目に行います。レントゲン検査ですのでレントゲン室で行い、所要時間は約10分でレントゲン写真を2枚撮影し、翌日にもう1枚撮影します。方法は、造影剤を注入し、子宮から卵管、腹腔内に造影剤が漏れ出すのを確認します。この検査では、卵管の通過性だけでなく、子宮の形状や異常なども診断できます。
リスク等気になることがあれば、クリニックにお気軽にお声がけください。